母☆娘 佐賀神崎の『九年庵』散策
今日は夜勤明けでしたが、朝テレビで流れていた九年庵一般公開のニュースを見て「行ってみようかな。」と思いたち、駄目モトで誘った出不精の母があっさりokを出したので、「自他共に認める犬猿の仲の母☆娘まさかのツ-ショット実現」とばかりに佐賀県神崎市にある国の名勝(ここ大事)九年庵へ行ってきました。
まずはご紹介
あでやかに紅葉
しとやかに翠緑
とパンフレットにもあるように佐賀の大実業家・伊丹弥太郎が(この人九州電力の創設者)明治25年に造った別荘と明治33年から9年の歳月をかけて築いた庭園が毎年、紅葉の時期に9日間だけ一般公開されています。
佐賀県を代表する文化的財産であり、平成7年国の名勝に指定を受けました。
実は、今年は例年になく暖秋今日も今日とて雲ってはいるものの日中20°Cの「小春日和」❓❓との予報。
紅葉の紅が今ひとつたりない。
それでも、佐賀が産んだ西洋医学.蘭学者
伊東玄朴旧邸
や
仁比山神社にて
おみくじを引きました。小吉ではありましたが
中に
花咲きでは実は成らなねども
長き日に思ほゆるかも
山吹の花
という万葉集の和歌が添えてありました。
素敵です。
その後
地蔵院と千手千眼観音菩薩参拝
心身共に健やかに過ごせるよう祈願し、
帰りに団子茶屋で一服して
(団子デカイ。ウマイ。)
帰りは「愛逢橋」からパシャリ☆
あっ。ちなみにこの黒い帽子に茶色のズボンの方が母上です。
歳の割に頭の回転も速くしゃんしゃん歩くのであたしが置いて行かれている状態です。
なかなか縮まりそうで縮まらないこの距離間が
昔は愛されていないように思え、一緒に暮らすのは嫌だと我が儘を言って家を出て、随分と長い時間離れて暮らしていますが、今では絶妙な距離間を保てていると思えています。