今日この善き日のブログ

おひとりさまアラフォー女のありのままの日常を綴ります。

【スリ-ビルボード】

胸が熱くなる作品でした。自分自身では、正当な主張や、正当な事を全うしているつもりでも周りにしてみれば、理不尽かつ単なる我が儘に過ぎない事なのだと強いては、周りの人間をも巻き込み犠牲にしてしまう。

自分自身の生き方と主人公ミルドレッドの生き方を重ね合わせて観てしまい。涙が溢れてくるのです。

主人公のミルドレッドには、フランシス・マクドーマンド、映画「ファーゴ」で注目された女優さんですが本作でも強烈にイカれた骨太の強い母親を熱演し、強烈な印象を残してくれましたが、反面アカデミー賞のオスカー像を盗難された際(オスカー像を盗まれちゃった)と泣いちゃう姿が、可愛らしくもある女優さんです。

そして、主人公のミルドレッドに抗議のビルボードを出されてしまう、田舎街の警察署長に

ウディ・ハレルソンナチュラル・ボーン・キラーズ」の頃から観るたびに、なんだかクレージーでキレてるけど、とてもセクシーな叔父さん。(申し訳ない。)というイメージ。

本作では、街の人々や部下から慕われ、家族を愛する心温かい警察署長を演じて益々かっこいい。

監督は、マーティンマクドナーこの方は劇作家でもあるとの事ですが、映画監督作品初めて観ましたが次回作も今から楽しみな監督です。

個人的には警察署長の妻の役を演じていた、アビーコニッシュも大好きです。

アカデミー賞最有力作品とまで言わ占めた作品を見逃すところでしたが劇場で観れて本当に良かった。

 

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