今日この善き日のブログ

おひとりさまアラフォー女のありのままの日常を綴ります。

『日日是好日』

をい平成最後の年の瀬にとてもいい言葉と、とても素敵な映画に巡りあえた気がする。

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日日是好日過去の苦しみや、憎しみ、数々の後悔。そして、我の不甲斐なさに囚われず、未来への期待を捨て、「今」生きている事に感謝しながら、精一杯生きていく、そうする事で自分自身が「今日もいい1日だったなぁ。」と思える。あたしの人生もこれからそんな人生にしたいそう思える映画だ。

映画は、エッセイストの森下典子さんの自伝的エッセイの映画化なのだが、主人公の典子が何気なく始めたお茶のお稽古を通し、仕事や恋愛中々上手く行かない自分の人生を人や周りと比べ悲観し、何故自分はこんなに不器用にしか生きられないのだろうと思い悩む、本当に普通の何処にでもいそうな女性の成長を主演の「黒木華」さんが、瑞々しく清楚に演じ。映画を観ているうちに典子にとても共感を抱いて何処となく自分の人生と照らし合わせて観ていました。

大好きな父を早くに亡くし、(父親役の鶴見辰吾さんも泣ける程素敵。)恋も仕事も上手くいかず気づけばいつも一人。30の働き盛りに大病して仕事もろくに出来なくなり、終いには家族にまで見放される始末。

自分が上手くいかないのを周りや、環境のせいにしてしまい嫌な事からすぐ逃げ出してしまう。

そんなあたしを救ってくれたのは、「パッチワ-ク」だ。友人が作ったハンドメイドの作品を見て、久々に心が踊るように楽しくなった。

パッチワ-クの教室に通い。世界に一つ自分だけの作品が完成した時の、「あ〜。こんなあたしでも、頑張ればやれるんだ。」と思える感動と達成感は何者にも代えられない宝だったと思う。パッチワ-ク没頭していた頃は、荒れていたあたしの心も穏やかさを取り戻していたと思う。

来年は、パッチワ-クを再開し、1日の終わりに、「日日是好日」と思える1年にしたい。