【イレブン・ミニッツ】
究極の愛の型描きベネチア映画祭で大絶賛を受けた監督が17年振りに今度はリアルタイム・サスペンスを撮ったとの事で観てきました。
ところがこの映画、サスペンスと思って観ていたからか特に事件が起こるわけでもなく。(軽いネタバレ。)登場人物が強烈なキャラクターという訳でもなく。
それぞれの日常が可もなく不可もなく特にスリリングとも思う事なく11分間の出来事を描いている作品なのでラストもっと緊迫感が待ち構えているのかと思いきや…あらぁ。という感じでエンドロールが流れ始めたという印象でした。
とはいえ、映画界においては待ちに待った巨匠の復帰作。
しかも今までの作風とは真逆のスタイリッシュ・サスペンスやはり話題にせざるを得ない作品には違いないのでしょう。
あたし的には(レディ-スデイで良かった。)と久々に(どうしたもんかいな。)と思ってしまった本作でした。