今日この善き日のブログ

おひとりさまアラフォー女のありのままの日常を綴ります。

【女王陛下のお気に入り】

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いや〜。まさに外国番『大奥』。

権力と欲にまみれた女の闘いを時にシュ-ルなユ-モアを交え、そして、常に胸糞が悪くなるような(失礼。) 人間の醜さ愚かさをさらけ出した映像満載でスト-リ-が進んでいく、「あれ。この感覚いつかも感じた事のあるような...」

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そう。全く知らずに映画を観たのですが、この映画の監督[ヨルゴス・ランティモス]は、以前観てなんて奇抜で哀しいそれでいて強烈に印象に残ってる【ロブスター】の監督と同じ監督。

知らず知らずにこの監督の映画をチョイスしてしまうという事は、このような変態チックに奇抜な嗜好があたしにはあるという事か?(多分あると思う。^_^)

こうなったら、【聖なる鹿殺しキリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」も観てみたい。

そして、この映画やはり、3人の女王のドロドロとした関係が色濃く描かれているのが魅力ですが、言わずとしれたハリウッド女優。《レイチェル・ワイズ》《エマ・スト-ン》はもとより、アン女王を演じた。《オリヴィア・コ-ルマン》がなんともダメダメなイングランドの女王を見事に怪演しており、あたしはロブスタ-で脇役の彼女を観ているのですが、何だかとっても印象に残っていて(この女優さんなんかの映画で見た事あるなぁ。)と思っていました。ここまで見事な貫禄のある演技をこなす彼女が実年齢があたしより年下だったのも正直衝撃の事実でした。

個人的には、ここまで「ロブスター」のキャストを揃えたなら、侍女のアビゲイル役は、《レアセドゥ》でも良かったんではないか?と勝手に思ったりしています。(個人的に大ファンなんで!)

ありきたりな宮殿内の女同士の争いを描いた映画と思って観たら大間違い。この映画でさらに女の嫉妬と愛欲の恐ろしさに身震いしてまったのでした。(ア-メン。)